ブリーチvs.ライトナー2017.03.03
みなさんこんにちは(^ ^)
谷野です♪
今日はカラーについてみなさんに情報提供。
よくある話なのですが
キレイにアッシュを出したい時のブリーチ問題についてです。
今回はちょっと突っ込んだ感じで
自分の忘備録の意味を含め、ダブルカラーに対して経験の浅い若手美容師さんにもちょこっとくらいは
役立つような記事になればいいかなー
なんて余計なお世話な感じで書いていこうと思います。
なので専門用語がたくさん出てきます。
そういう単語が気になる方は
グーグル先生が全て教えてくれるのでそちらでお願いします(^ ^)笑
ちなみにビューティーヘアさんのブログは写真が
五枚までしか貼れないという都合上
2回に分けて書くことになりそうですがご容赦いただければと思います!
という訳でまずBefore
これは写真で見て右側がブリーチ単品、OX6%の2、5倍のワンタッチ。
左がブリーチ+ライトナー(ブリーチを除いた中で最も明るくできるカラー)
を1:1で同じく2、5倍でワンタッチ。
パッと見てわかるくらいに明るさが違いますね。
よく美容院で
「ブリーチしないとこの色にはなりません」
と言われると思いますが
ブリーチしたらどの程度明るくなるの??という疑問。
標準的な髪質で黒髪からでブリーチしたら大体こんな感じです。
美容院でのオーダーの参考までに。
ちなみに放置時間はふんわり目にラップをして今回は22分で流しました。
ブリーチの方はもっと置けばさらに明るくなりますが
あまり置くと根元あたりの方が明るくなって
均一にカラーが入らなくなるリスクが増すので僕は
あまり好きな状態ではありません。
そしてafter
キレイにアッシュが出ましたね。
ちなみにイルミナカラーです。
依存症になるかと思うほどにアッシュの発色が美しいカラーです。
ちなみにこの写真ではわからないのですが左右とも上下に塗り分けてあるので
ベースが2色、かぶせた色が2色で合計4色の発色実験をしました。
表面がオーシャン8の6%
内側がオーシャン8+アクセントカラーアッシュの2:1の同じく6%
このアクセントカラーはがっつりアッシュのものよりも
少しバイオレット味を含むものの方があくまで個人の意見として
オススメです。
なぜかというとブリーチスタートのアッシュは何が怖いかってマットに傾くことなので
ベースカラーによっては補色が必要になります。
けれどカラーはあんまり何色も混ぜると
どんどん濁って透明感が失われていくのです。
なので黄色味を抑える効果とアッシュを強く出したい効果
を一色でクリアできるのですごく便利です。入れすぎ注意ですが。
恐ろしくマニアックな話になってきたな・・・
という訳でブリーチ側の表面仕上がり。
こんな感じです。
この写真では分かりにくいですが少しだけマットに傾いてます。
イルミナといえどブリーチからで8トーンだと補色、またはベースコントロール
がちょこっと必要ということですね。
この程度のマットならヌードを少し足すかトナーするともっとキレイに出ます。
突然ですが写真の数の都合上、残り3色は次回へ続きます。多分・・・
ちなみに最近は過度な修正を加えられた写真が多いように思います。
この写真は差がわかりやすくなるように
ほんの若干の明るさの補正はしてありますが
ほぼそのままです。
その証拠に一緒に写っている僕の手が普通の肌色をしていますよね。
髪質の問題もあるのでなかなか同じにはらないですが
ある程度は参考にしも良いのではないかなーと思います。
春カラー、楽しんでいきましょう♪
それでは週末もよろしくお願いします(^ ^)
ZEPPETTO 谷野